県知事表彰 2010.12   No156 

県知事表彰
 思いもよらず県知事から表彰を頂戴しました。内容はエコエリアやまがた推進コンクール。なんと最優秀賞です。
 エコエリアやまがた推進コンクールとは?環境と調和した自然共生型農業の確立を目指して意欲的に経営や技術の改善に取組み、農村環境の保全活動を通じ地域社会の発展に貢献している農業者や、それらの取組の普及・拡大に貢献した団体等を表彰し、その成果を広く紹介して環境保全と農業に対する県民の理解を深めるとともに、地域社会の活性化につながる環境保全型農業の面的拡大、「全県エコエリア構想」の加速化に資することを趣旨として開催されているものです。(県のホームページから)
 あまりにも立派な内容で本当に戴いて良いのやら気の引ける思いでしたがせっかくの機会ですのでありがたく頂戴してきました。
 本来、私たちの活動は「さわのはな」という県の奨励品種から陥落した品種の復活作戦であり、県の意向とはまったく正反対の方向性を持っているはずである。にもかかわらずこのような賞をいただけたというのは「さわのはな」の持つ環境負荷の少ない方法で栽培出来るという特性のおかげある。
 私たちの方向性は直販を始めた二十年前から変わっていない。当時私たちが直接販売をするために取り組んだ農薬を減らした「特別栽培」はようやく一般の農家にも広がり始めている。時代がようやく私たちに一歩近づいたようである。
 三五周年記念イベントで師匠高石ともやも取り上げた「自分が食べたいものを食べたくなるような作り方で育てる」という初心を忘れずに今後も取り組みを深化(政治用語みたい)させて行きたい。

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